加齢黄斑変性
Medical
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見る対象物の光が目の中に入ってきますが、目の奥の網膜の中央の黄斑というところにその映像の焦点が結ばれます。加齢黄斑変性とは、網膜の黄斑部のすぐ下に加齢により新生血管ができて、そこから出血や血液成分の漏れを生じて黄斑にダメージを与え視覚障害を引き起こす病気です。症状はゆがんで見える、中心が暗くなる、中心視野が欠ける、視力が低下するなどです。この新生血管にも抗VEGF薬が有効であり、失明を免れることも増えてきました。
予防としてはルテインを多く含むホウレンソウやブロッコリーなどの緑黄色野菜、抗酸化ビタミン(C,E)、オメガ3脂肪酸の摂取、禁煙、メタボリックシンドロームを予防する生活習慣が言われております。